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Archive for 3月, 2009

母親がケータイを買うらしい

3月 23rd, 2009

メカの類いは全くダメなタイプで、PCも持ってるのにネットに繋がない頑固一徹スタンドアローン路線まっしぐらという、ある意味で珍しいデジタル無縁ライフを満喫していた母がケータイを持つと決めたらしく、キャリアはどこが良いかとか、プランはどれにするのが良いかとか質問攻めに遭っております。

何事かと思って訊いてみたら、どうやら時間を気にせずに気楽に連絡してくる手段が欲しい模様。まぁドラ息子が大の電話嫌いでもっぱらメールとかIMとかTwitterで連絡してる有様なので、業を煮やしたというのが正確なところなのかも。

要件定義のお伺いを立てた感じだと、身内限定で電話&メールできれば充分で、通話料とかは極力ゼロに近い方が望ましいという、大阪民国出身の商人(あきんど)の血筋を裏切らないお言葉なので、とりあえずは家族割サービスみたいなのを使えば良いんじゃね?という路線で推奨銘柄を見極めるなど。

ただまぁ、僕の今のメイン端末ってiPhoneなんですよねー。ということは家族割とか使うには「あの」キャリアなわけで。なんせネット無縁な無菌状態のまま21世紀まで来てしまってる人だけに。やー、大丈夫かな「あの」キャリアで。何も起きなければ良いんだけど。無茶はやめて某電電公社あたりに軌道修正した方が良いのでありましょうか。悩み中。

cesare 日記

最近考えてること

3月 18th, 2009

一年ぐらい前から、カンファレンスとか勉強会の類いに頻繁に顔を出すように している。主にRuby関連のが多いかな。RubyKaigiとかRails勉強会@東京とかTokyu.rbとか。Ruby以外だとYAPC::Asiaに参加してみたり、OpenID勉強会とかいろいろ。一時期は毎週どこかのカンファレンスに行ってる状態になって、Twitterとかで報告してたら「どんだけ勉強してんねん」とツッコミが入ったり。

参加する目的は、情報を仕入れるという狙いも勿論あるのだけど、同じぐらい重要なのが人脈ができること。とりあえず後先考えずに懇親会に飛び込んで、来てる人と話してみる。ということを続けているうちに少しずつ顔見知りの人が増えてきて、「あ、また会いましたねー」なんてことも。

こういう繋がりが増えてくると、世の中凄い人がいっぱい、ということが嫌でも思い知らされるので、もっと頑張って高いところを目指したいなー、という動機付けにもなるわけですよ。あ、ちなみに、技術者をヘッドハントしたいのなら勉強会に入り浸るのがお勧め。転職市場にはまず出てこないような凄腕の人がいっぱいいます。

で、最近考えてるのが、同じクラスターの人で集まるのも良いけど、異業種の人を巻き込むのも面白いかな、と。例えば、Web系プログラマー × Webデザイナーで、お互いの仕事の内容を紹介しつつ、どうすれば上手く協調して仕事できるかベストプラクティスを探る、みたいな。

前職でもデザイナーさんたちと一緒に仕事する機会は少なくなかったけど、細かいところで「ここをこうやってくれれば話が早くて良いのになー」なんてことはいっぱいあるわけで。たぶんデザイナーさん達もプログラマーに対して同じように考えてるところはありそうにも思えるし。近くで仕事してるようでいて、案外まだ理解し合えてないかも。その辺りをディスカッションできるような勉強会がもし既にあれば参加してみたい。ないなら主催してしまっても良いかも。

ということなんですが、同じように考えてる人っていますか? と観測気球を上げてみるテスト。ご意見お待ちいたしますです。

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80%の時間の使い方

3月 15th, 2009

IT業界にいる人間には聞き飽きた話でもあるけど、20%ルールというものがある。早い話が、80%の時間は会社から求められている業務に当て、残りの20%は自分の関心分野を研究するなどに使うべし、という制度。Googleが導入していることで有名。

小飼氏の主張はシンプルで、比率を80:20じゃなくて20:80にすべし、そして80%の時間を次の時代を生き残るための「仕組み」を作ることに使うべし、というもの。通常業務を20%にまで抑えてしまうという発想は、プログラマーでもある氏ならでは。

ちなみに、この本には「どういう仕組みを作れば勝てるか」ということは書いてない。むしろ、どうすれば勝てるのかを絶え間なく考え続けなきゃいけないし、そのためには時間を確保できるようにすべし、暢気に「仕事」なんてやってる場合じゃねーだろ、お前ら、というお話でございます。

ところで、読んでる途中で、その昔に何を血迷ったのか「120%ルール」をほんとに制度化してしまった会社があったのを思い出してしまった。いや、どこの会社なのか実名は伏せておくけれども。


“小飼弾の 「仕組み」進化論” (小飼 弾)

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名前について

3月 12th, 2009

変わった名前つけるのが好きなので、よく「それってどう読むの?」とか「なんでその名前にしたの?」と訊かれます。

ハンドルネームとして使ってる「cesare」、読みは「ちぇーざれ」です。アクセントは「ちぇ」のところに。由来は、ルネッサンス期のイタリアに実在した歴史上の人物。いちおう現在のイタリア人名でもまだ使われている名前らしく。

歴史上の人物であるチェーザレさんは、イタリア統一を狙うも残念ながら道半ばで倒れてしまった人。マキアヴェッリの「君主論」に影響を与えた人でもあります。詳しくは塩野七生さんの著作「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」をどうぞ。あと、最近は漫画にもなってます。

とか言いつつ、最初は全く別のところから名前を拾ってきたのでした。その昔、玖保キリコさんの漫画に「バケツでごはん」という作品がありまして。動物園に「勤務」している動物たちの日常を綴るというお話。その中に登場する、ちょっとクールに格好つけたペンギンの「チェザーレ」という奴がいまして。そこから拝借。でも実はこのペンギン「チェザーレ」くんのモチーフは、先に説明した歴史上の人物から由来していたことを後から知った、とまぁそんなわけです。あまり深い意味はございません。

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agileで行こう

3月 12th, 2009

11月に転職して、気がついたらもう5か月目に突入。ベンチャー流の仕事の進め方にも慣れてきたことだし、そろそろ会社ハッキングに手を出そうかとしております。ハッキングと言っても別にヤバいことをするわけじゃなくて、アジャイル流の開発スタイルを取り入れてみようかと。あわよくば、アジャイルな文化を根付かせられたらなー、と画策しているという次第でございます。

と言いつつも、今の職場では開発は事実上一人だけでやってるので、ペアプログラミングは当面無理。でもまぁ、アジャイルな習慣のうちいくつかは単体でも効果を発揮してくれそう。というわけで、まずは仕掛かり中の案件のストーリーとタスクをホワイトボードにpost-itするところから。ついでに、この案件が終わったタイミングで「ふりかえり」をやることに。社内メンバーに提案したら反応は上々。KPTとかで挑戦してみる。

というわけで、まだ「とりあえずやってみる」段階。うまく軌道に乗せられると良いなぁ。て言うかペアプログラミングする相手ほしいっす。ダメなときは、そうだなー、デスクに熊のぬいぐるみでも置いてベアプログラミングでもするかな。

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Accelerando

3月 11th, 2009

猫が登場するSFと言えば「夏への扉」。遥か昔に読んだときの記憶が間違っていなければ、この猫は確か喋らなかったはず。でも、もし猫が饒舌だったら?

William Gibsonに始まり、Neil Stephensonに受け継がれたサイバーパンクをさらに加速させたらこうなる、という見本。脳の外側に持っている計算能力を失った途端に「ここは誰?私はどこ?」状態でアイデンティティの危機を迎えたり、いとも簡単に人格を分岐させたり、またマージしてみたりするくだりはGreg Egan風でもある。

早い話が、古今東西のありとあらゆるガジェットや宗教、経済学、量子力学にコンピューターサイエンス、サブカルチャーだのポストモダンだのを物凄い勢いで放り込んで、ロブスターで味付けして猫に喰わせてみたらこんなのができました、というところか。物語中に出てくる人類と同様に、フューチャーショックの嵐に吹き飛ばされそうになる感覚を味わいながら、細かいところの深い意味は気にせずにひたすら前へと読み進めるのが正しい。

それでいて、Greg Eganほどには重くならないのは、現実離れしたとんでもない世界にありながらも、そこに出入りしている「人物」たちが妙に人間味があって、そのギャップがなんだかユーモラスに見えてしまうところ。外見は物凄い進化した存在になってるはずなのに、やってることは相変わらずなグダグダ加減で、全然進歩してねーじゃん、みたいな。この辺りのバランスが絶妙で、退屈せずに最後まで走れる。

あ、ちなみに、猫がもし饒舌だったら。たぶんうっとおしくてしょうがないだろうと思うな、きっと。


“アッチェレランド (海外SFノヴェルズ)” (チャールズ・ストロス)

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Hello again

3月 9th, 2009

ドメインも新たに出直すことにしました。旧サイトはこちらに。古いエントリーはそのまま置いておきます。コメントとTBは閉じておきますが。

ともあれ、今後はこちらでよろしくお願いします。

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