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Archive for 11月, 2009

Port Of Notes を観てきた

11月 28th, 2009

間違えて漫談を見にきてしまったかと思いましたですw なんか、いつに増して喋りが長いこと。何やら、気仙沼方面の合いの手がエロいという話から、NY は SoHo までレコーディングに行ったついでにプロデューサーの Jesse Harris の豪邸に連れて行ってもらったは良いけど、車のホイールキャップがとれたままだったという話あり、 同じく Jesse の、わずか 8 小節のギターソロを 10 テイクぐらい撮り直した話あり、挙げ句の果てには、ツアーで訪れた沖縄でメンバー + 古い友人の3人がそれぞれ順番にチャック全開になっていた件とか。漫談のついでに曲を聴けるようなライヴでございました。

あ、曲の方も良かったですよ、ええ。なんていうか、円熟してきたような感じ。美由紀姐さんの声、低音域が艶っぽく響くようになってて妖しさを増しておりました。とか言いつつも、ステージ衣装がノースリーブ + 膝が見えるぐらいのスカートという若々しいお姿。このギャップは何だw 前回のツアーでは豪華バンドメンバーを率いていたのとは打って変わって、今回はアコーステックギターとパーカッションの2人を加えただけのシンプルな構成で。音の隙間が増えた分、 DSK 氏のギターがいつもより多彩になってたのと、歌がより綺麗に響くようになったようにも思えた。デビュー当時にインストアライヴで聴いた時の感じに似てるような気もした。漫談でおバカな話を繰り広げて大笑いしつつ、曲が始まると一転してしっとり丁寧に聴かせる空気にスイッチが切り替わるあたりが流石と言うか。

と言うか、彼らは今後この芸風で行くんでせうか? いろんな意味で期待したい。

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cesare 音楽

San Francisco 行きの機内から写真を撮る

11月 25th, 2009

タイトル通り、主に機内から外の様子を撮りたい人向け。て言うか、将来の自分用メモ :p

San Francisco とか、US 西海岸行きの飛行機はたいがい、日本を夕方に出発して、現地の午前中に着くようなスケジュールになってるらしい。ちゃんと調べたわけじゃないので、例外はあるのかも知れないけど。窓側の席を確保して、窓から外を撮影したい場合は、客室前方から席に向かって右側列の窓側席を狙うと良い。こちら側だと、西海岸沿いを飛んでいる早朝の時間帯には東側の空が見える。つまり、太陽が昇ってくる方角を望めるわけ。経験値が少ないので推測だが、おそらく陸側はなくて海側の上空を飛ぶように決まっていそうな気がする。海側を飛ぶということは、こちら側の窓から外を覗くと、海岸線が見える可能性がある、というのもポイント。

参考までに、こんな感じの世界が見えます。

dawn, heading for San Francisco

ちなみに、San Francisco 行きの便だと、これを撮った時間帯がちょうど機内食が出る頃だった。なので、機内の照明がつけられて、外より機内の方が明るい。何も考えずに外へレンズを向けて撮ると、窓に機内の様子が映り込んでしまう。これを防ぐには、予め毛布を確保しておくのが吉。窓を毛布で遮りつつ、レンズを窓に寄せてシャッターを切る。周囲の乗客とか CA の注意を惹くことは必至だが、そんなことを気にしてはいけない :p

上で紹介した写真は、かなり明るくなってきてからのものだけど、夜明け前から徐々に明るくなっていく過程が見られます。最初は真っ暗だったのが、徐々に蒼くなっていって、日が昇る前後は、空が真っ青で地上が真っ赤に染まるという絶景。西海岸行きの便は、この景色を眺めるだけでも窓際席を確保する価値あり。とか言いつつ、この景色って必ず見られるのかな?個人的な経験がまだ一度しかないので、ちょっと怪しい^^; でも狙ってみる価値は充分にあると思う。

あと、最後に見られる絶景が、San Francisco 市内を上空から一望する景色。ダウンタウン界隈が箱庭みたいに望めて、ちょっと感動します。残念なことに、これが見える時間帯は着陸態勢に入っているので、電子機器類を使うのは御法度。良き乗客でいるためには、デジカメでの撮影は自粛すべき。なので、この景色を記録に残したい場合は、電子回路を一切使わないような、機械式の銀塩カメラを持っていくのが必須になりそう。昔の Leica とか欲しいなー。

ついでに補足しておくと、上で紹介した写真の焦点距離は 35mm 換算で 35mm ぐらいらしい。おそらく、これより画角の広いレンズを使うと、窓枠が写ってしまいそうな気がする。単焦点レンズを持ち込む場合は、あまり広角すぎないものが良いと思われます。

以上、自分用メモですが、何かの参考になれば幸いです :)

cesare 未分類

RubyConf 参戦

11月 24th, 2009

RubyConf に参加してきた。会場は San Francisco 郊外のホテルにて。RubyKaigi の時と違って、英語圏のカンファレンスに飛び込むことに。英語のプレゼンテーションとか、ちゃんと聞けるかな?と一抹の不安もあったものの、そこはどうにかなった感じ。思い切って参加してみて良かった。

印象に残ったセッションは、Aaron Patterson の「Worst. Ideas. Ever」。 一見してくだらなそうに思えることに全力で取組んでみた結果を、徹底的に笑いに昇華してしまうあたりに脱帽。真面目路線で行けば論文にもできそうな内容を、敢えてコメディ風に演出してみせるあたりが楽しかった。Ruby から PHP を呼び出せるようにした挙げ句に、Rails からも使えるようにした「Phuby on Rhails」が秀逸。日本人的に言うと「才能の無駄遣い」タグが付くレベルだ。動画がアップロードされたら、チェックしてみることをお勧めします。

Lightning Talks では、「g」を発表した @jugyo 氏を推しておきたい。LTを見ていた限りで、一番笑いを取っていた。ある意味、一番美味しいところを持っていったんではなかろうか。シンプルな発表ながら、Rubyist 的にツボにハマるところを突いていたのが功を奏したのか、海外のブログとかにも紹介されていて愉快なことになっております。

感想としては、まず、参加してみて良かった、楽しかった、ということが一つ。海外の Rubyist 達と話したり、発表を聞いたりする機会は貴重です。国内だと RubyKaigi でそういう機会があるけれども、やはり「濃さ」が違うな、と。前述の Aaron の発表とかだと、RubyKaigi ではお目にかかれないような気がするし。

後は、もっとちゃんと英語圏の人達とディスカッションできるぐらいに話せるようにならないとな、という点。これは、英語で表現する力と、表現すべき内容との両方で。今後の課題。頑張らなきゃ。

ともあれ、また次回も参加したい。海外の人達の話を聞くのは、国内の人と話すのとはまた違った刺激があって面白い。そして、次はちゃんと海外の人達と対話したいな。

(2009.11.25追記)
Aaron に「Youtubeとかにプレゼンテーション上がってない?」と訊いてみたら、Phuby on Phails のデモ を教えてもらった。なんとなく感じは掴めると思うので、良かったらどうぞ。

cesare 日記

“Believe” Orianthi

11月 16th, 2009

MJ 最後のツアーに参加するはずだった Orianthi Panagaris のアルバム。「This is it」でも披露されていたギターの腕から、全編ギター弾き倒しの巻かと期待もしたけど、実際には歌モノ中心の由緒正しきアメリカン・ガールズ・ロックという佇まい。Avril Lavigne あたりに何となく似てるかも。でもやっぱり、一曲だけインストでギターを弾きまくりの曲が入ってるのはご愛嬌。

なんでも Santana とセッションしたらしいという逸話から、同じく Santana 繋がりの Michelle Branch に似てるような気がするなーと思って、久々にアルバム引っ張り出してきて聴き比べてみたら、ちょっと違ってた。Michelle の方は、ややアコースティック寄りな印象。Orianthi は、オーバードライヴ気味のギターリフ主導の、よりロックっぽい感じ。

「This is it」で世界中に存在を知らしめたことだし、次は師匠(?)の Santana とか、あるいは Jimi Hendrix みたいな、ギター弾き倒すついでに歌も入ってるぐらいの勢いのアルバムも聴いてみたいかな。いや、むしろ大御所ミュージシャンとコラボレーション渡り歩きで道場破り状態みたいな感じでも良いかも。ほら、同じく以前に MJ の御用ギタリストだった Jennifer Batten が、その後 Jeff Beck と共演してたみたいに。今後に期待。

Believe
Believe

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Orianthi
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cesare 音楽

粋な計らい

11月 14th, 2009

「This is it」を観た勢いで、旧譜を買ってみた。そしたら、レジのお兄さんが「特典が付きますので」と、一枚のポストカードをくれた。こんなの。

tribute to MJ

ちょっと Sony Music を見直した。

cesare 音楽

This is it

11月 12th, 2009

観てきた。観に行って良かった。格好良かった。泣けた。上映が終わった時に拍手がおきるぐらい。そりゃ、拍手も起きるさ。二度と生で見ることは叶わない、マイケル最後の勇姿。最後の最後まで妥協せず全力で、でもメンバーやスタッフへの配慮も忘れない、繊細で謙虚な King of POP の姿に心打たれた。

それにしても、彼の存在が及ぼした影響って凄いね。改めて、そう思った。冒頭、ツアーメンバーに選ばれたダンサーさん達のインタビューからスタートするのですよ。感極まって涙ぐんでる人もいるわけ。「朝起きたら、飯食う前からムーンウォークの練習してたんだ」なんて語ってる人もいるわけ。うんうん。解るよ。夢が叶ったって感じだよね。見てるこっちまで微笑ましいやら、自分のことのように嬉しいやら。

リハーサルの様子を見ていた感じ、彼にとっては、音楽が流れていて、それに合わせてステップを踏んだりポーズを決めたりするのが、ごく自然で当たり前のことなんだなー、と。むしろ、静止している方が不自然、みたいな。常に頭の中で音楽が鳴ってる人なんだと思う。バンドが演奏してなくても、軽く口ずさみながら体を動かすだけで周囲の空間が音楽で満たされる瞬間が何度もあった。バンドの演奏やパフォーマンスも、彼自身が放射する音楽を耳に聞こえて目に見える形式に変換するために存在してるんじゃないかと思えるぐらい。

でも、残念なことに、もう生では会えないんだよね。改めて、偉大な人物が去ったことを実感した。「Human Nature」お気に入りの曲なんですが。リハーサルの中盤、この曲の今の姿を観ることができて良かった。「Why, why…」のサビから抜けてイントロの印象的なシンセのリフに戻ってくる瞬間が大好き。聴いてて涙出てきた。一度で良いから、生で聴いてみたかったな、と改めてそう思った。

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cesare 音楽

この一年で得たもの

11月 9th, 2009

いろいろと多忙で忘れかけていたのだけど、前々職を辞めてから一年が経過した。いや、それ以降が激動過ぎて振り返る余裕がなかったんだってばさ。ちょうど手がけていた仕事がちょっとだけ一段落したので、この隙に一年を振り返っておこうと思う。

そもそも、前々職を辞めると決めたのが2008年の初夏のあたり。11年ほど続けていた仕事も、そろそろ考え直す時期に来ていた。今後もこの会社で同じように仕事を続けるのか? 否、と答えを出した。何だかんだ言いつつも、この仕事は好きだし、職場もそんなに悪くないと思う。でも、このまま定年まで続けるかと問われれば、それはない、とも思った。歳の頃は34。違う世界に飛び込むなら、今が最後のチャンスだと思った。これを逃したら、後は会社に意地でもしがみつくような人生しかない。リスクはあるけど、このまま人生が固定されてしまう危険よりは遥かにマシ。辞めることを決断した。

次に行くべき職場は、意外なほどあっさり決まった。正社員だけで数百人を抱える中堅企業から、非正規雇用を合わせても10人に満たないベンチャーへ飛び込んだ。今までとは全く違う世界を見たかったから。得たものは、人数に反比例するかのような自由度。いちいち根回しをしたり、関係者との調整をする必要もなく、自分が「これで行くべき!」と思ったことを即座に実行に移してしまって大丈夫な環境というのは、気楽でもあり、また全責任が自分にあることを嫌でも意識させられるという意味で、非常に面白い環境だったと思う。

残念ながら、その環境も長くは続かなかったが。詳細は割愛。人生、そういうことも起こり得るし、ベンチャー企業に身を置いていると、その確率は低くない、というだけのことだ。まぁ、半年も経たないうちにそんな機会が訪れるとまでは予想してなかったけれどもね。解雇を告げられた日のことは忘れない。出社してみたら、社長と二人きりだった。出社するなり、話があると呼ばれた。話を聞いた。話しながら、社長の手が震えていた。こんな通告をするのは初めてなのだろう。きっと無念なんだろうな。妙に冷静に話を聞いた。話を聞き終わって、同意した。お互い、恨みっこなし。ドライに行こう。次の仕事を探さねば。3月末の話だ。

「次の話」は意外なことに、矢継ぎ早に舞い込んできた。ほぼ定期的に参加していた勉強会で知り合った人に「実はクビになっちゃったんですよー」なんて話をしたら、「うちの仕事手伝ってくれない?」というオファーが。勉強会人脈の底力を知った。興味深い話はいくつもあったが、当時最も関心を持っていた分野を得意とする会社からの提示を受けることにした。その頃に関心を持っていたのは、アジャイルな開発手法を実践すること。チャンスが向こうからやってきた。有難い。受けることに決めた。同時に、サラリーマンとしてのキャリアをひとまず終わりにして、個人事業主あるいはフリーランスとして生計を立てていく決断をした。

フリーランスとしての初の仕事は、前々職でお世話になっていた会社のお手伝い。この業界は狭い。以前は「発注する相手」だったのが、今は「お仕事を頂く相手」だ。いや、立場がこのように変わったからと言って「自分も堕ちたな」なんて嘆きたいわけじゃない。立場は、その時々で如何様にでも変化するだけのことだ。幸運なことに、お世話になることになった職場では、このあたりの事情に理解のある人達ばかりだった。短い期間ではあったが、仲良くしてもらったし、いろいろと勉強になった。感謝。

その後はまた別の会社のお手伝いを。これについては現在進行形なので、詳細は割愛。一段落ついたらまた語るかも。

この一年で得たもの。一つめ。正社員であっても、居場所がなくなることはある、という現実。いや、これは前職への当てつけでも何でもなく。そういう可能性は誰にだってあるんだ、ってことが身をもって解ったという話。僕の場合は、たまたまベンチャー企業で直面する羽目になったが、おそらく大企業であっても同じことは起こるだろうな、とも思った。むしろ、酷いダメージを受けるようなタイミングではなかったのが幸運。くどいようだが、前職への恨みとかは微塵もない。純粋に、運の問題だ。これが、何の準備もできてないところに降ってきた話だと悲惨だったかもしれない。が、幸いにして、どの会社にも依存していない時期に起きた事件だった。ある意味、運が良かった。

この一年で得たもの。二つめ。アジャイルな手法について、業務で実践してみる機会があったこと。これについては、ほんとにラッキーだったとしか言いようがない。チャンスをくれた人達に感謝したい。この業界で長いこと仕事をしているが、アジャイルな手法というのは、なかなか理解されない。機会が少ないという単純な意味ではなくて、「そもそも、そんな技法に賛同してくれて、且つ実践してみるなんて無謀なことに挑戦するような組織は極めて稀」というレベルで希少な機会なのだ。その意味でも、理解してもらえる人を得られたというのは大きい。技術者として、良い機会に恵まれた。

この一年で得たもの。三つめ。人脈。いや、「人脈」なんて俗っぽい表現では不適切かもしれないが。お世話になった人達とのつながり全部。なんだかんだ言っても、一番大事なのは人との繋がりですよ。例えば、直接お世話になった、プロジェクトに参加してた皆様の、さらに周りにいて、いろいろとサポートしてくれた皆様。勉強会とかでヒントをくれた皆様。実際にお手伝いすることはできなかったけれど、身の上を心配してくれて、お仕事のオファーを頂いた皆様。みんな貴重な繋がりだと思うし、手を差し伸べてくれたことに感謝してます。現実に身を結ぶことには繋がらなかったけれども、ただ「声をかけてくれた」ということ自体にどれほど勇気づけられたことか。言葉では表現し尽くせないけれども、とても有難かったです。ほんとうにありがとうです。

さて。そんな感じで一年経った。次はどうしようか。いろいろ野望はあるのだけど。少なくとも言えること。それは、自分の信じた道を歩けば良いのだ、ということ。これがこの一年にいろいろと経験してみて確信したことは、自分の信じた道を歩けば良いのだ、ということ。とは言え、この我が侭放題な路線を歩いて行くためには、自分一人の力だけではなくて、関わる人達の理解と協力も必要だと再確認した一年。一年前、「俺様は独りでもやっていけるんだ」とばかりに前々職を飛び出して以来、いろんな人に、いろんな教訓をもらってきた。その過程で、我が侭を通して良いところと、それだけじゃやっていけないところの境界線を教えてもらったように思う。

この一年で得たものを元に、しばらく(次の十年ぐらい?)は生きていけるように思う。この一年で得たもの、それは、そんな自信。

ともあれ、お世話になった人達に感謝を。次に何をするのかは、また別の機会に語ります :)

cesare 日記